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2023.06.12#その他

報道写真家 石川文洋さん「命の大切さ、繋げることの大事さを語る」

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6月12日、「社会人類学入門」(3限)と「キャリアデザイン入門」(5限)2つの講義では報道写真家の石川文洋さんをお招きしての特別講義が行われています。

現在85歳で現役の報道カメラマン石川文洋さんは、戦場カメラマンとしてベトナムやカンボジア、ラオス、アフガニスタン等世界各地の戦場を撮影されてきました。今回の講演会は、石川さんが命がけで撮影した写真を通して、命の大切さや世界のどこかで行われている戦争をどうすれば防げるのかを考える時としたいと、アレン奨学会沖縄の主催で県内の大学や高校での講演を企画したものです。

講演で石川さんは、「一番大切なのが命、命を繋げることがとても大事なことである。戦争は一度にその命を奪うもの、戦争は止めていかないといけない。戦争を経験していなくても想像することはできる」と日本の在り方や世界の在り方を学生たちに問い続けました。また、台湾有事の際には、沖縄が多大な影響を受けかねないと危惧し、沖縄は平和を創っていく島であってほしいと語りました。

アレン奨学会沖縄では、来年3月に石川さんと共にめぐるベトナム平和ツアーの参加者を今回の講演会受講学生から募集することにしていて、戦争を知らない世代に石川さんが見てきた戦争の悲惨さを伝えていく活動を継続していくことにしています。