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2025.12.21#地域連携

『地域の支援型塾の中学生と交流会』経法商学科 前田ゼミ

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12月21日、経法商学科前田舟子先生のゼミ生たちが企画し、地域の中学生たちとの交流会が開催されました。

前田ゼミではゼミ生の内間樹里愛さん(4年)の発案で、昨年から居場所型学習支援塾、特定非営利活動法人エンカレッジに通う中学生とのスポーツ交流会を行っています。教員を目指し地域の学校で支援員として活動している学生が中心となり(今年度は3年生ゼミが主催)、中学生たちと打合せを重ね、今回も実施することができました。

大学生と中学生の混合チームを編成し、バスケットボールと綱引きの2種目を競い、交流しました。クリスマス前ということでサンタクロースの衣装を着たゼミ生たちが会を盛り上げ、大学生も中学生もとても楽しい時間を過ごしていました。

前田ゼミの3年生には将来教員を目指している学生が多くいます。ゼミ長の宮城聡真さんもそのひとりで、現在も石嶺中学校に学習指導員として中学校へ週に1度、ボランティア活動に行っています。「昨年は先輩たちの手伝いでイベントに参加しました。私も教員を目指しているので中学生と交流するイベントは重要だなと感じますし、できるだけその機会を増やせていけたらと考えています。中学生たちに楽しかったといってもらえるような会にしたいです」と開催を前に抱負を語ってくれました。

主催した3年生のゼミ生

内間樹里愛さんは、学校に足が向かない、教室に入れない、支援が必要な生徒へのサポートを続けています。寄宮中学校や居場所型学習支援塾でサポートが必要な生徒に寄り添う活動を行うなかで、中学生が大学生と交流することで、大学へいくという夢や将来の目標を見出すきっかけになればと、昨年、ゼミの仲間と協力してイベントを実現させました。今年度は後輩たちが、内間さんの意思を引継ぎ運営をがんばってくれました。

内間さんは「今回のイベントでも中学生たちがとても笑顔で楽しそうだったので良かったです。」と感想を話してくれました。内間さんは教員採用試験も1次試験を突破しましたが、もうひとつの夢を実現するためANAへの就職を決めています。

発案した内間樹里愛さん(経法商学科4年)